
この天皇系図ツールでは、初代神武天皇から第126代の今上天皇まで、126代すべてを時代順に並べているよ。気になる天皇をタップすると、在位した時期・主な出来事・関連記事がパッと開くんだ。「リスト/タイムライン/系図」の3つの見方を切り替えたり、女性天皇だけ・中学/高校レベルだけにしぼったりもできるよ。ツールの下では歴代天皇の覚え方・女性天皇・南北朝もまとめているから、あわせて読んでみてね!
天皇系図
初代 神武天皇から第126代まで — 日本の歴史を貫く皇統の系譜
天皇系図とは?日本の皇統126代の流れ
① 初代・神武天皇から第126代・今上天皇(徳仁さま)まで、126代の天皇が受け継がれてきました(重祚を除くと124人)。
② 初代〜第14代ごろは『古事記』『日本書紀』にもとづく伝承上の天皇で、実在が確実視されるのはおおむね5〜6世紀以降とされます(諸説あり)。
③ 皇位は親から子・孫へとつなぐ男系継承が基本で、126代を通じて一つの血すじが続いてきました(いわゆる「万世一系」)。
天皇系図とは、初代から現在までの天皇を、親子・兄弟といった血すじのつながりで一本につないだ図のことです。教科書では人物単位で別々に習うので「バラバラの暗記」になりがちですが、実は一枚の系図にすると、日本の歴史は天皇の代替わりという1本の背骨に沿って流れていることが見えてきます。
神話の時代から数えると、皇統は1500年以上、一度も別の王朝に取って代わられることなく続いてきました。これは世界の君主の歴史を見渡しても、ほとんど例のない長さです。古代は『日本書紀』が伝える伝承上の天皇、飛鳥・奈良時代からは史料で裏づけられる天皇、というように、時代によって「どこまで確かか」が変わる点を押さえておくと、系図の見え方がぐっと深くなります。

「126代もあるの!?」って身構えなくて大丈夫。テストで問われるのは、そのうちの“節目”の天皇だけなんだ。次の章で、ムリなく覚えるコツを紹介するよ!
歴代天皇の覚え方|時代区分でグループに分ける
歴代天皇126代を、最初から順番に丸暗記しようとすると、ほぼ確実に挫折します。おすすめは、「時代のかたまり」ごとに、キーになる天皇だけを押さえるやり方です。上の系図ツールは時代ごとに色分けしてあるので、その区切りをそのまま“暗記のグループ”として使えます。
飛鳥時代:推古(初の女性天皇)→ 天智 → 天武。聖徳太子・大化の改新・壬申の乱とセットで覚える。
奈良時代:元明(平城京遷都)→ 聖武(大仏・国分寺)→ 桓武(平安京遷都で平安へ)。
平安〜中世:摂関政治の一条、院政の白河、鎌倉と対立した後鳥羽、建武の新政の後醍醐。
このように「時代=3〜4人のキー天皇+代表的な出来事」で束ねると、覚える数が一気に減ります。各天皇をタップして関連記事まで読めば、出来事と人物が結びついて記憶に残りやすくなります。
順番そのものを覚えたい人には、「きらきら星」のメロディーに合わせて〈じんむ・すいぜい・あんねい・いとく・こうしょう…〉と初代から歌っていく替え歌(覚え歌)が定番です。動画サイトに何種類もあるので、自分が口ずさみやすいものを探してみてください。ただし替え歌は読みを略している部分もあるので、正確な漢字・読みは上のツールで確認しましょう。

テストって、126代ぜんぶ覚えなきゃダメなの…?

ぜんぜん大丈夫!入試で名前を問われるのは、推古・天智・聖武・桓武・後醍醐みたいな“事件とセットの天皇”だけ。まずは時代の節目の人だけ押さえれば十分だよ。
女性天皇は何人?8人10代をわかりやすく
126代のうち、女性の天皇は8人・のべ10代です。「8人なのに10代」とズレるのは、皇極天皇と孝謙天皇の2人が、一度退位したあとにもう一度即位した(=重祚)ためです。8人のうち6人は飛鳥〜奈良時代に集中し、江戸時代の2人を最後に女性天皇は誕生していません。
重祚とは、一度位をゆずって退いた天皇が、もう一度即位することです。歴史上、重祚したのは皇極(→斉明)天皇と孝謙(→称徳)天皇の2人だけ。どちらも女性天皇で、同じ人物でも在位した時期が2回あるため、「8人=10代」という数え方になります。だから系図ツールでも、この2人は2か所に登場します。

女性の天皇って、ずっと昔からたくさんいたわけじゃないのね。

そうなんだ。女性天皇の多くは、次の男性の天皇が育つまでの“中継ぎ”の役割だったと言われているよ。ツールの「👸 女性天皇」ボタンを押すと、この8人だけにしぼって見られるから試してみてね。
南北朝時代の天皇|どっちが正統?北朝5代とは
天皇系図でとくにややこしいのが、南北朝時代(1336〜1392年)です。この時期は、後醍醐天皇が奈良の吉野に開いた南朝と、足利尊氏が京都に立てた北朝の、2つの朝廷が同時に存在しました。それぞれが「自分こそ正統な天皇だ」と主張して対立したのです。
現在の皇室は、血すじとしては北朝の流れを引いています。ところが歴代天皇の数え方では、南朝が正統とされ、北朝の5代(光厳・光明・崇光・後光厳・後円融)は正式な代数に数えられていません。系図ツールでも、北朝5代は本流とは別の枠で表示しています。
南朝を正統とする数え方が確定したのは、意外にも近代に入ってからです。1911年(明治44年)、当時の国会で「南北朝のどちらが正統か」が議論になり、最終的に三種の神器を持っていた南朝を正統とすると決着しました(南北朝正閏論)。このため北朝の5人は天皇として在位した事実はあるものの、歴代の代数には含めない、という扱いになっています。
天皇についてよくある質問
A. 初代の天皇は神武天皇です。『古事記』『日本書紀』では、九州の日向から大和(現在の奈良県)へ攻めのぼり、橿原の地で即位したと伝えられています。ただし神武天皇は伝承上の人物で、実在を裏づける同時代の史料はありません。実在が確実視されるのは、もっと後の時代の天皇です。
A. 現在の天皇(今上天皇)の徳仁さまは、第126代にあたります。2019年5月1日に即位し、元号は「令和」となりました。神武天皇から数えて126代目、ということです。
A. 代数では第126代までありますが、実際の人数は124人です。皇極(→斉明)天皇と孝謙(→称徳)天皇の2人が、退位後にもう一度即位(重祚)しているため、「126代・124人」という数になります。
A. はっきり在位年数がわかる中で最も長いのは昭和天皇で、約62年間(1926〜1989年)在位しました。逆に短い例としては、鎌倉時代の仲恭天皇が約2か月(78日)ほどで退位しており、歴代でも屈指の短さとして知られています。なお神話時代の天皇には100年以上の在位も伝えられますが、これは伝承上の数字です。
A. 「皇帝」は中国などで広い領域を治める君主の称号で、日本では古くから独自に「天皇」を用いてきました。「上皇」は、位を次の天皇にゆずったあとの天皇の呼び名です。「将軍(征夷大将軍)」は武士のトップで、天皇から任命される立場。つまり建前としては、将軍も天皇の下に位置づけられていました。
A. 歴代天皇の数え方では南朝が正統とされ、北朝の5代は代数に含めません。これは1911年(明治44年)に、三種の神器を持っていた南朝を正統とする形で決着したためです。ただし現在の皇室は血すじとしては北朝の流れを引いており、「正統の数え方」と「血のつながり」は別、という点に注意が必要です。
📅 最終確認:2026年6月 / 参照:宮内庁「天皇系図」・山川出版『詳説日本史』
宮内庁「天皇系図」(2026年6月確認)
コトバンク「天皇」「重祚」「南北朝正閏論」(デジタル大辞泉・日本大百科全書)
Wikipedia日本語版「天皇の一覧」「女性天皇」(2026年6月確認)
山川出版社『詳説日本史』
記事の誤りを発見された場合はお問い合わせください。確認後、修正します。

以上、天皇系図の見方と覚え方でした。126代を一気に覚えるのではなく、上のツールで気になる天皇をタップしながら、時代のかたまりごとに少しずつ親しんでいくのがおすすめだよ。下の関連ツールもあわせて使ってみてね!
