平安文学まとめ|時代順・ジャンル別に20作品を体系整理

文学
平安文学

平安文学 作品一覧

HEIAN LITERATURE / 竹取物語〜源氏物語まで 時代順・ジャンル別に作品紹介

14作品
紹介作品数
約300年
掲載時代幅
もぐたろう
もぐたろう
平安時代の文学作品を作品紹介カード形式でまとめたよ!各カードに作者・成立年・あらすじを載せてるから、テスト前の確認にもぴったり。「時系列」タブで流れを追うか、「ジャンル」タブで和歌・物語・日記ごとに整理するか、目的に合わせて使ってね!
9〜10C
STEP 1
9世紀末〜10世紀前半——仮名文学の夜明け
スポンサーリンク

平安初期——仮名文学の夜明け

遣唐使廃止(894年)を前後して、漢字から仮名文字が独立発達した。竹取物語・伊勢物語という物語の原点、そして古今和歌集・土佐日記という仮名文芸の礎がこの時代に一気に生まれた。

物語中学必須
竹取物語
作者不詳 · 9世紀末〜10世紀初
竹から生まれたかぐや姫と5人の貴公子の求婚を描く。「物語の出で来はじめの祖」と称される日本最古の物語文学。月への昇天で幕を閉じる幻想譚。
記事を読む →
歌物語高校頻出
伊勢物語
作者不詳(在原業平モデル)· 10世紀前半
在原業平を思わせる「男」の恋愛と放浪を和歌とともに語る全125段の歌物語。「昔、男ありけり」の書き出しで有名。
記事を読む →
和歌集中学必須
古今和歌集
紀貫之ほか(勅撰) · 905年
醍醐天皇の命で編まれた日本初の勅撰和歌集。約1,100首を収録。「やまとうたは人の心を種として」で始まる仮名序が和歌論の出発点となった。
記事を読む →
日記中学必須
土佐日記
紀貫之 · 935年頃
男性が女性に仮託して書いた日本初の仮名日記。土佐国司の任を終えた帰京55日間の旅を記す。「をとこもすなる日記」の書き出しが有名。
記事を読む →
10〜11C
STEP 2
10世紀後半〜11世紀前半——国風文化の絶頂

摂関期の黄金時代——国風文化の絶頂

藤原道長が「この世をば」と詠んだこの時代、宮廷では女流文学が空前の開花を遂げた。源氏物語・枕草子・蜻蛉日記・和泉式部日記——日本文学史上の最高峰が一時代に集中して生まれた奇跡の時代だ。

日記高校頻出
蜻蛉日記
藤原道綱母 · 974年頃
藤原兼家の妻が嫉妬と孤独を赤裸々に綴った女流日記の先駆け。「かげろう」のはかない命を題名に込めた。三大女流日記の一つ。
記事を読む →
日記高校頻出
和泉式部日記
和泉式部 · 1003年頃
敦道親王との恋愛を詩情豊かに描いた日記。感情表現の豊かさで三大女流日記の一つに数えられ、高く評価される。
記事を読む →
随筆中学必須
枕草子
清少納言 · 993〜1001年頃
「春はあけぼの」で始まる宮廷随筆。定子に仕えた清少納言が機知と観察眼で自然・宮廷生活・人間観察を記した日本随筆文学の最高峰。
記事を読む →
日記高校頻出
紫式部日記
紫式部 · 1010年頃
中宮彰子のもとでの宮廷生活を記した日記。清少納言への辛辣な批評が有名。源氏物語の執筆状況も垣間見える。
記事を読む →
物語中学必須
源氏物語
紫式部 · 1001〜1008年頃
光源氏の生涯と恋愛を描く全54帖の長編。世界最古の長編小説ともいわれる日本文学の最高峰。「あはれ」の美意識を体現する。
準備中
11〜12C
STEP 3
11世紀末〜12世紀——回顧と説話の時代

院政期——回顧と説話の時代

黄金時代だった摂関期を振り返る歴史物語・説話集が院政期に盛んに編まれた。更級日記のように過去の自分を回顧する形式も、この時代に深まった。

日記高校頻出
更級日記
菅原孝標女 · 1060年頃
源氏物語を夢中で読んだ少女時代を老年に回顧した日記。純粋な文学への憧れと現実の落差を詩情豊かに記した。三大女流日記の一つ。
記事を読む →
歴史物語高校頻出
大鏡
作者不詳 · 11世紀末〜12世紀初
老翁(大宅世継)の語りを通じて藤原道長の栄華を描く歴史物語。四鏡(大・今・水・増)の筆頭。批評的な視点が特徴。
準備中
歴史物語高校頻出
栄花物語
赤染衛門ほか · 1028〜1092年頃
藤原道長の栄華を中心に描いた最初の歴史物語。女流の筆による賛美的な記述で、大鏡と対照される。
準備中
説話集高校頻出
今昔物語集
作者不詳 · 12世紀初
天竺・震旦・本朝の説話約1,000編を収めた説話集の大成。「今は昔」で始まる形式が有名。多様な人間像を活写する。
準備中
12〜13C
STEP 4
12世紀後半〜鎌倉初期——和歌の幽玄、軍記文学の夜明け

末期——和歌の幽玄、軍記文学の夜明け

源平合戦を経て貴族文化が終焉を迎えるなか、後鳥羽院が藤原定家らに命じた新古今和歌集が平安和歌の集大成となった。その記憶を語り継ぐ軍記文学への橋渡しでもある時代だ。

和歌集高校頻出
新古今和歌集
藤原定家ほか(勅撰) · 1205年
後鳥羽院の命で編まれた第8勅撰和歌集。約1,980首を収録。藤原定家の「有心体」と呼ばれる幽玄な美意識で知られる。
準備中
入門ガイド参考
源氏物語 おすすめ入門書
まなれきドットコム
難解な源氏物語を楽しく読むための入門書・あらすじ漫画・現代語訳を厳選紹介。初心者から学習者まで対応した1冊が見つかる。
記事を読む →
入門ガイド参考
平家物語 おすすめ入門書
まなれきドットコム
「祇園精舎の鐘の声」で始まる軍記文学の入門書・現代語訳を紹介。平安末期の武家台頭をドラマチックに読める入門書セレクション。
記事を読む →
あわせて読む
藤原定家(準備中)
和歌・和歌集
古今集から新古今集まで——日本の詩歌の系譜
和歌集中学必須
古今和歌集
紀貫之ほか · 905年
日本初の勅撰和歌集。約1,100首を収録し、仮名序が和歌論の出発点となった。
記事を読む →
和歌集高校頻出
新古今和歌集
藤原定家ほか · 1205年
後鳥羽院命の第8勅撰集。「有心体」の幽玄な美意識で知られる和歌の集大成。
準備中
あわせて読む
紀貫之(人物) 藤原定家(準備中)
物語・歌物語
竹取から源氏まで——日本フィクションの原点
物語中学必須
竹取物語
作者不詳 · 9世紀末〜10世紀初
かぐや姫と5人の求婚者を描く日本最古の物語文学。
記事を読む →
歌物語高校頻出
伊勢物語
作者不詳 · 10世紀前半
在原業平モデルの「男」の恋愛と放浪を和歌とともに語る全125段。
記事を読む →
物語中学必須
源氏物語
紫式部 · 1001〜1008年頃
光源氏の生涯を描く全54帖。世界最古の長編小説ともいわれる日本文学の最高峰。
準備中
日記文学
土佐日記・蜻蛉日記・枕草子・更級日記——内面の文学
日記中学必須
土佐日記
紀貫之 · 935年頃
男性が女性に仮託した日本初の仮名日記。帰京55日間の旅を記す。
記事を読む →
日記高校頻出
蜻蛉日記
藤原道綱母 · 974年頃
嫉妬と孤独を赤裸々に綴った女流日記の先駆け。三大女流日記の一つ。
記事を読む →
日記高校頻出
和泉式部日記
和泉式部 · 1003年頃
敦道親王との恋愛を詩情豊かに描く。三大女流日記の一つ。
記事を読む →
日記高校頻出
紫式部日記
紫式部 · 1010年頃
彰子の宮廷生活と清少納言批評を記した日記。
記事を読む →
日記高校頻出
更級日記
菅原孝標女 · 1060年頃
源氏物語に憧れた少女時代を老年に回顧した日記。三大女流日記の一つ。
記事を読む →
随筆
枕草子——日本随筆文学のはじまり
随筆中学必須
枕草子
清少納言 · 993〜1001年頃
「春はあけぼの」で始まる宮廷随筆の最高峰。自然・人物・宮廷生活を機知と観察眼で描いた。
記事を読む →
説話・歴史物語
大鏡・栄花物語・今昔物語集——事実を語り継ぐ
歴史物語高校頻出
大鏡
作者不詳 · 11世紀末〜12世紀初
老翁の語りを通じて藤原道長の栄華を批評的に描く歴史物語。四鏡の筆頭。
準備中
歴史物語高校頻出
栄花物語
赤染衛門ほか · 1028〜1092年頃
道長の栄華を女流の筆で記した最初の歴史物語。賛美的な記述で大鏡と対照される。
準備中
説話集高校頻出
今昔物語集
作者不詳 · 12世紀初
三国の説話約1,000編を集めた大成。「今は昔」形式と多様な人間描写で知られる。
準備中
もぐたろう
もぐたろう
平安文学の世界、いかがだった?「準備中」の作品も随時追加していくよ!平安時代ハブでは政治・仏教・武士の台頭も学べるので、ぜひあわせて確認してみてね。
スポンサーリンク