GHQ・戦後改革(1945〜1952年)|昭和100年特集

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昭和100年特集 / テーマ④
テーマ④ / 1945〜1952年

GHQ占領期

マッカーサーが降り立ったその日から、7年間で日本社会は根底から変わりました。農地改革・財閥解体・日本国憲法——現代日本の原点がこの時代に生まれます。

7年間
占領統治
1947
新憲法施行
1952
独立回復
1945
五大改革指令
1946
新憲法公布
1946
農地改革
1947
憲法施行
1949
ドッジライン
1950
朝鮮戦争
1951
平和条約
Phase I — 占領開始・解体
1945〜1946
1945.8.30
進駐
マッカーサー降り立つ ─ 占領統治の幕開け

厚木飛行場に降り立ったマッカーサーは翌日横浜にGHQを設置。直後に五大改革指令を発し、封建制度の解体・基本的人権の確立を日本政府に命じました。

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GHQ占領政策 ─ 7年間で日本社会はどう変わったか
五大改革・憲法制定・東京裁判——マッカーサーが主導した占領改革の全体像と、その現代への影響を読む。
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1945〜46
経済解体
財閥解体・農地改革 ─ 経済民主化

三菱・三井・住友など15財閥を解体し、経済力の集中を排除。農地改革では小作人に農地を解放し農村の封建制を打ち破りました。この2大改革が戦後経済の礎となります。

1946
司法・追放
東京裁判・公職追放 ─ 戦争責任の断罪

東条英機ら25名のA級戦犯を裁いた極東国際軍事裁判(東京裁判)が開廷。同時に政財界・軍から約20万人が公職追放され、戦前エリートの権力基盤が一掃されました。

Phase II — 民主化の完成
1946〜1947
1946.11.3
立憲
日本国憲法公布 ─ 主権在民・平和主義・基本的人権

GHQ草案を基に帝国議会で審議・採択された新憲法が公布。主権在民・戦争放棄(第9条)・基本的人権の尊重の3原則は、現在も日本の政治の根幹をなしています。

準備中
日本国憲法 ─ その制定経緯と現代日本への影響
GHQ草案・松本委員会・帝国議会審議——日本国憲法はいかに生まれたか。制定の舞台裏と第9条の意味を読む。
準備中
1947
教育・労働
日本国憲法施行(1947.5.3)・教育基本法・労働三法 ─ 民主化の完成

6・3・3制の新学制と教育基本法で「教育の機会均等」を実現。労働組合法・労働基準法・労働関係調整法の「労働三法」が労働者の権利を保障しました。

Phase III — 冷戦・独立回復
1950〜1952
1949〜50
経済再建
ドッジ・ライン・朝鮮特需 ─ 経済安定への道

GHQ財政顧問ドッジが超均衡予算を指令しインフレを収束。1950年の朝鮮戦争勃発で軍需特需が経済を底上げし、警察予備隊(後の自衛隊)の発足で再軍備が始まりました。

1951.9.8
独立回復
サンフランシスコ平和条約 ─ 主権回復と日米安保

48ヶ国が署名した講和条約で6年8ヶ月の占領が終結。同日締結の日米安全保障条約で米軍駐留が継続。沖縄・奄美・小笠原はアメリカ施政権下に残ることになりました。

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サンフランシスコ平和条約 ─ 独立回復の光と影
48ヶ国が署名した講和条約と同時に締結された日米安保。なぜ「単独講和」となったのか。冷戦構造の中の日本独立を読む。
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