出雲大社とは?歴史・参拝方法・見どころ・御朱印をわかりやすく解説

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出雲大社

もぐたろう
もぐたろう

今回は出雲大社をわかりやすく解説するよ!縁結びといえば出雲大社だけど、実はもっと奥深い神社なんだ。歴史・参拝方法・御朱印・アクセスまで、修学旅行前にも役立つ情報をたっぷりまとめていくよ!

📚 この記事のレベル:中学歴史 / 高校日本史(基礎)
📖 山川出版『詳説日本史』準拠

この記事を読んでわかること
  • 出雲大社とは何か(祭神・ご利益・正式名称)
  • 大国主命と国譲り神話(出雲大社が建てられた理由)
  • 境内の見どころ(拝殿・本殿・神楽殿・素鵞社)
  • 正しい参拝方法(二礼四拍手一礼のやり方)
  • 御朱印・アクセス情報(全5種類・電車・バス・車)

「縁結びの神様といえば出雲大社」——そう聞いて、恋愛のご利益をイメージする人がほとんどではないでしょうか。

実は、出雲大社の「縁結び」は恋愛だけを指しているわけではありません。人と人、人と仕事、人と運命——あらゆる「縁」を結ぶのが、出雲大社に祀られる大国主大神おおくにぬしのおおかみのご利益なのです。

さらに驚くべきことに、かつてこの地には高さ約48m(伝承では約96m)の巨大神殿が存在したとも伝えられています。現在の本殿(高さ約24m)でも日本最大級の神社建築——その姿は、神話の時代から続く出雲大社の特別さを今に伝えています。

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出雲大社とは?

出雲大社を3行でまとめると
  • 島根県出雲市にある日本最古級の神社。祭神は大国主大神おおくにぬしのおおかみ(縁結びの神様)
  • 参拝作法は他の神社と異なる「二礼四拍手一礼」。旧暦10月(神在月)には全国の神々が集まるとされる聖地
  • 国宝の本殿(高さ約24m・大社造)を中心に、神楽殿の大注連縄・素鵞社など見どころが多数ある

出雲大社いずもおおやしろは、島根県出雲市大社町にある神社です。「いずもたいしゃ」と読まれることも多いですが、正式な読み方は「いずもおおやしろ」。全国の大社たいしゃのなかでも、ただ「大社」といえば出雲大社を指すほど、古くから特別な地位を持つ神社でした。

祭神は、縁結びの神様として知られる大国主大神古事記などの神話に登場する神で、出雲大社はこの神様が国づくりを終えたあとに祀られた社として、神話の時代から続いてきたと伝えられています。

では、なぜ「縁結び」なのでしょうか。それは大国主大神が、あらゆる「むすび(結び)」を司る神とされているからです。「むすび」とは、目に見えない力で人や物事を結びつけること。だからこそ、出雲大社のご利益は恋愛にとどまらず、仕事の縁・友人との縁・家族の縁——人生のあらゆる「ご縁」に及ぶと考えられてきました。

ゆうき
ゆうき

修学旅行で出雲大社に行くんだけど、「縁結び」って恋愛だけじゃないの?

もぐたろう
もぐたろう

そうなんだよ!大国主大神は「あらゆる縁を結ぶ神様」。恋愛はもちろん、仕事・友情・家族の縁まで全部ひっくるめてご利益があるとされているんだ。だから、班のみんなで「いい仲間でいられますように」ってお願いしてもいいんだよ!

ちなみに出雲大社は、明治時代までは「杵築大社きづきたいしゃ」と呼ばれていました。現在の「出雲大社」という名前になったのは1871年(明治4年)のこと。長い歴史のなかでは、比較的新しい呼び名なのです。次の章では、その歴史のはじまりである「国譲り神話」を見ていきましょう。

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大国主命と国譲り神話——出雲大社の歴史

実は、出雲大社が建てられたきっかけは、日本最古の歴史書古事記に記された「国譲り神話」にあります。これは、大国主大神が自らつくり上げた国を、天上の神々に譲り渡すという神話です。

大国主命の肖像(江戸期の神仏図会)
大国主大神(大己貴命)を描いた江戸期の図。出典:Wikimedia Commons(パブリックドメイン)

大国主大神は、イザナギ・イザナミから始まる神々の系譜に連なる神で、地上の世界葦原中国あしはらのなかつくにを治め、人々が暮らせる豊かな国へとつくり上げました。ところが、天上界を治める天照大御神あまてらすおおみかみは、「この豊かな国は、私の子孫が治めるべきだ」と考え、何度も使者を送って国を譲るよう迫ります。

長い交渉の末、大国主大神は国を譲ることを決断します。ただし、ひとつだけ条件を出しました。それが——「自分のために、天にも届くほど高く立派な宮殿を建ててほしい」というもの。こうして建てられたのが、出雲大社の起源とされる壮大な社だったと伝えられています。

大国主命
大国主命

わしが丹精込めて育てた葦原中国あしはらのなかつくにじゃ。じゃが…天照大御神あまてらすおおみかみさまのご意向とあらば、国を譲ろうではないか。そのかわり、わしのためにこの世でいちばん高くて立派な宮を建ててくれ——。

この神話が示しているのは、出雲が古代日本で非常に重要な勢力の中心地だったということです。国を「譲る」という形でしか語れないほど、出雲の存在感は大きかったと考えられています。神話の裏には、古代出雲という現実の歴史が隠れているのです。

📖 古代の神殿はどれくらい大きかった? 古代の出雲大社は「高さ約48m(16丈)」あったとも、さらに伝承では「約96m(32丈)」あったとも語り継がれてきました。長い間「伝説では?」と疑われてきましたが、2000年の境内発掘調査で、直径約1.35mの杉の丸太3本を1組に束ねた巨大な柱の跡(宇豆柱うづばしら)が出土。巨大神殿が本当に存在した可能性を示す証拠として注目を集めました。

ところで、境内のあちこちに置かれている白いウサギの石像をご存じですか。これは古事記に登場する「稲羽の素兎いなばのしろうさぎ」の物語に由来しています。皮をはがされ苦しんでいた白いウサギに出会った大国主大神は、ほかの神々とは違い「真水で体を洗い、がまの穂で体を包みなさい」と親切に教えてやりました。ウサギは見事に快復し、「あなたこそが大切な縁を手にするでしょう」と感謝を伝えます——まさに縁結びの神様らしい、心優しいエピソードです。

歌川広重が描いた出雲大社(江戸時代)
歌川広重『六十余州名所図会』出雲大社(1853年頃)パブリックドメイン via Wikimedia Commons

あゆみ
あゆみ

出雲大社って、神話の時代から続く神社なの?いつ頃から今の形になったの?

もぐたろう
もぐたろう

創建は神話上「太古」とされていて、正確な年代はわからないんだ。記録のうえでは8世紀ごろにはすでに大きな社があったとされているよ。今の本殿は1744年(延享元年)に建て直されたもので、国宝に指定されているんだ。「出雲大社」という名前になったのは1871年(明治4年)で、それまでは「杵築大社」と呼ばれていたんだよ!

このように出雲大社は、神話の物語と、発掘調査が裏づける古代の実像が重なり合う、とても珍しい神社です。「縁結びの神社」というやさしいイメージの奥に、国譲りという壮大なドラマと、日本最古級の歴史が眠っているのです。次の章では、実際に参拝するときに見ておきたい境内の見どころを紹介します。

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出雲大社の境内・見どころガイド

出雲大社の境内はとても広く、見どころがたくさんあります。とくに修学旅行や日帰り観光だと、限られた時間でどこを回ればいいか迷いがち。まずは「ここだけは押さえておきたい」ポイントをチェックリストにまとめました。順番に回れば、効率よく出雲大社の魅力を体験できます。

境内の見どころチェックリスト
  • 拝殿(参拝の中心。まずはここでお参り)
  • 八足門(本殿前の門。普段はここから本殿を拝む)
  • 本殿(国宝)(高さ約24m・大社造。内部は通常非公開)
  • 神楽殿(長さ約13m・重さ5.2トンの巨大な大注連縄が圧巻)
  • 素鵞社(本殿裏の小社。稲佐の浜の砂を納めるスポット)
  • ウサギの石像(境内のあちこちに。お気に入りを探そう)

■ 拝殿と本殿(国宝)

出雲大社の拝殿
出雲大社の拝殿。出典:Wikimedia Commons(CC0・パブリックドメイン)

参道を進むと、まず正面に見えてくるのが拝殿はいでんです。拝殿は参拝者がお参りをするための建物で、多くの人はここで手を合わせます。拝殿の大きな注連縄も見ごたえがありますが、後ろの神楽殿にはさらに巨大な注連縄があります(後述)。

拝殿の奥に建つのが、御祭神・大国主大神を祀る本殿ほんでんです。高さは約24mあり、神社建築としては日本最大級。屋根の形が特徴的な大社造たいしゃづくりという日本最古の神社建築様式で建てられており、国宝に指定されています。

本殿の内部は通常は非公開で、参拝者は手前の八足門やつあしもんから本殿を拝みます。「大社造ってなに?」と思うかもしれませんが、ざっくり言えば古代の住居の形を受け継いだ、シンプルで力強い建築様式のこと。後の時代に流行する装飾的な神社建築とはひと味違う、素朴で荘厳な雰囲気が魅力です。

■ 神楽殿と大注連縄

出雲大社神楽殿の大注連縄
出雲大社・神楽殿の大注連縄。著作者:the.Firebottle / 出典:Wikimedia Commons / ライセンス:CC BY-SA 2.0(https://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.0/)同一条件で共有

出雲大社といえば、誰もが思い浮かべるのが神楽殿かぐらでんの巨大な大注連縄おおしめなわです。長さは約13m、重さは5.2トンにもなり、その大きさは日本最大級。写真で見るより、実物は圧倒的な迫力があります。多くの人がこの前で記念撮影をする、出雲大社いちばんの撮影スポットです。

神楽殿は、結婚式やご祈祷、神楽の奉納などが行われる建物です。拝殿や本殿とは少し離れた場所にあるので、見逃さないように足を運びましょう。なお、数年に一度、大注連縄は新しいものに掛け替えられます。

ゆうき
ゆうき

注連縄にコインを投げて刺さったらいいことあるって、修学旅行の先輩から聞いたんだけど、本当?

もぐたろう
もぐたろう

実はあのコイン投げはマナー違反なんだ!注連縄を傷めてしまうから、出雲大社でも禁止を呼びかけているよ。せっかくの神聖な場所だから、コインは投げずにちゃんと拝殿でお参りしようね。そのほうがご利益もありそうでしょ?

■ 素鵞社(そがのやしろ)と稲佐の浜の御砂

本殿の真裏にひっそりと建つのが素鵞社そがのやしろです。祀られているのは、大国主大神の先祖にあたる素戔嗚尊すさのおのみこと。本殿の真後ろという特別な位置にあることから、近年は「最強のパワースポット」として人気を集めています。

この素鵞社には、ちょっと変わった参拝法があります。先に近くの稲佐の浜いなさのはまで砂を拾い、その砂を素鵞社の床縁の下に納める。そして、社に備えられた「御砂(おすな)」をかわりにいただいて帰る——というものです。いただいた御砂は、お守りやお清めとして大切にされます。出雲大社を参拝するなら、まず稲佐の浜に立ち寄って砂を用意しておくのがおすすめです。

出雲大社の境内中心部(本殿・八足門・拝殿エリア)
出雲大社 境内中心部。©Nesnad / Wikimedia Commons / CC BY 4.0

■ 周辺スポット・グルメ(稲佐の浜・出雲そば)

出雲大社の参拝とあわせて訪れたいのが、海辺の稲佐の浜です。後ほど紹介する神在月の「神迎神事」の舞台であり、美しい夕日のスポットとしても有名。浜に立つ弁天島べんてんじまを背景にした風景は、出雲を代表する絶景のひとつです。

参拝後のお楽しみといえば、やはりグルメ。出雲大社の参道神門通りしんもんどおりには、名物の出雲そばや、ぜんざい(出雲が発祥といわれます)のお店がずらりと並びます。ご当地スイーツや甘味処も多く、食べ歩きが楽しいエリアです。

あゆみ
あゆみ

参拝後に出雲そばを食べたいんだけど、どんなそばなの?混みやすい時間帯も知りたいな。

もぐたろう
もぐたろう

出雲そばは「割子わりごそば」が名物だよ!丸い器が3段重ねで出てきて、上の段からつゆをかけて食べるんだ。お昼どきはお店が混みやすいから、午前中に参拝を済ませて、早めのランチにするのがおすすめだね!

出雲大社の参拝方法(二礼四拍手一礼)

出雲大社の一の鳥居(参道入口)
出雲大社 参道入口の鳥居。©Immanuelle / Wikimedia Commons / CC BY 4.0

出雲大社の参拝で、いちばん気をつけたいのが参拝作法です。一般的な神社の作法は「二礼二拍手一礼」ですが、出雲大社では二礼四拍手一礼にれいよんはくしゅいちれい——つまり拍手を4回打つのが正式な作法です。知らずに行くと戸惑ってしまうので、ぜひ覚えておきましょう。

なぜ4回なのかについては諸説あります。「4」は「(=しあわせ)」に通じるという説や、四方からのご縁を願うという説などが知られています。いずれにせよ、出雲大社ならではの特別な作法です。

参拝ルートの目安:勢溜の大鳥居 → 松の参道 → 手水舎 → 拝殿(参拝) → 八足門(本殿を拝む) → 素鵞社 → 神楽殿

参拝の流れを順番に見ていきましょう。まず、入口の勢溜せいだまりの大鳥居をくぐり、下り坂になっている珍しい参道を進みます。続く「松の参道」では、松の根を保護するため中央を避けて歩くのがマナー。手水舎てみずやで手と口を清めたら、いよいよ拝殿でお参りです。

拝殿の前に立ったら、①深いお辞儀を2回(二礼)→ ②胸の前で手を4回打つ(四拍手)→ ③もう一度深いお辞儀を1回(一礼)の順で参拝します。お賽銭を入れ、心を落ち着けてからご挨拶しましょう。拝殿のあとは八足門から本殿を拝み、素鵞社・神楽殿へと足を運べば、出雲大社の主要スポットをひと通り回ることができます。

ゆうき
ゆうき

普通の神社と参拝方法が違うって、先生に言われた!四拍手って、間違えないか不安だな…

もぐたろう
もぐたろう

大丈夫!「お辞儀2回 → 手を4回パン → お辞儀1回」って覚えればOKだよ。普通の神社の「二・二・一」に対して、出雲大社は「二・・一」。拍手の回数が2回増えるだけだから、落ち着いてやれば全然むずかしくないよ!

神在月と神在祭——全国の神々が集まる聖地

旧暦の10月は、全国では「神無月かんなづき」と呼ばれます。これは「神様が留守になる月」という意味。では、その神様たちはどこへ行ってしまうのでしょうか——答えは、出雲です。

旧暦10月、全国の八百万の神々が出雲大社に集まるとされ、出雲ではこの月だけ「神様が在る月」=神在月かみありづきと呼びます。集まった神々は、人々の「縁」について話し合う会議——神議りかみはかり——を開くと伝えられています。出雲大社が「縁結びの聖地」とされる理由は、ここにもあるのです。

稲佐の浜と弁天島
神迎神事の舞台となる稲佐の浜と弁天島。著作者:kajikawa / 出典:Wikimedia Commons / ライセンス:CC BY 3.0(https://creativecommons.org/licenses/by/3.0/)

神在月の行事は、先ほど紹介した稲佐の浜から始まります。旧暦10月10日の夜、全国から海を渡ってやってくる神々を浜でお迎えする神迎神事かみむかえしんじが行われます。かがり火が焚かれ、神々を導く幻想的な儀式は、出雲の神在月を象徴する光景です。

あゆみ
あゆみ

神在月に行くと、特別な縁結びのご利益があるって聞いたけど本当?縁結び大祭ってどんな行事なの?

もぐたろう
もぐたろう

神在月(旧暦10月、現在の暦では11月ごろ)には「縁結大祭えんむすびたいさい」という特別なお祭りが行われるよ!全国の神々が集まって縁を話し合うこの時期は、とくにご縁を願う参拝者でにぎわうんだ。縁結大祭への参列は事前申し込みが必要だから、行きたい人は出雲大社の公式サイトで日程と申込方法をチェックしておこうね!

神在月の期間中(旧暦10月10日〜17日ごろ)、出雲大社では神々が滞在するための社「十九社じゅうくしゃ」の扉が開かれ、神在祭・縁結大祭などの神事が連日営まれます。この時期の出雲はとても混雑するので、訪れる場合は宿や交通を早めに予約しておくと安心です。日程は年によって変わるため、最新の情報は必ず公式サイトで確認してから計画を立てましょう。

出雲大社の御朱印・お守り・授与品(全5種類一覧)

出雲大社では、参拝の記念に御朱印ごしゅいんをいただくことができます。出雲大社の御朱印は、華やかな印が少なく「奉拝」の文字と社名印のみというシンプルなものが特徴。飾り気のない凛とした佇まいが、かえって出雲らしさを感じさせてくれます。

御朱印は出雲大社の御本社(拝殿前の御守所)神楽殿でいただけるほか、境内・周辺の摂社末社でも授与されています。出雲大社境内とその周辺を合わせると、御朱印は全5種類ほど集めることができ、御朱印巡りとしても人気です。なお、種類や授与場所・受付時間は変更されることがあるため、正確な情報は参拝当日に各授与所でご確認ください。

出雲大社周辺でいただける御朱印(全5種類の目安)
  • 出雲大社(御本社)……拝殿前の御守所でいただける、もっとも基本の御朱印
  • 神楽殿……大注連縄で有名な神楽殿でいただける御朱印
  • 北島国造館きたじまこくそうかん……境内東側の出雲教の社務所でいただける御朱印
  • 祖霊社それいしゃ・摂社……北島国造館エリアなどに点在する社の御朱印
  • 北島国造館 天神社てんじんしゃなど……周辺の境内社でいただける御朱印

📅 御朱印の種類・受付時間・初穂料は変更になる場合があります。授与所によって受付時間が異なることもあるため、御朱印巡りを予定している場合は時間に余裕を持ち、参拝当日に各授与所でご確認ください(※2026年5月時点の情報です)。

御朱印とあわせて人気なのが、出雲大社のお守りです。縁結びにご利益があるとされる縁結守縁結びの糸えんむすびのいとは、出雲大社を代表する授与品。紅白の絹糸でできた「縁結びの糸」は、衣服やお守りに縫い込んで身につけると良縁に恵まれるとされ、お土産としても親しまれています。ほかにも開運・厄除け・学業成就など、さまざまなお守りが揃っているので、自分や大切な人の願いに合うものを選んでみましょう。

あゆみ
あゆみ

御朱印を全種類集めたいんだけど、どの授与所でもらえるの?時間に余裕を持って回れば全部もらえるかな?

もぐたろう
もぐたろう

御朱印は御本社・神楽殿・北島国造館など、授与所によって種類が違うんだ。境内が広いから、全部集めようとすると意外と時間がかかるよ。御朱印巡りをするなら、参拝の計画にプラス1時間くらい見ておくと安心だね!御朱印帳を忘れずに持っていこう!

①出雲大社の神話をもっと知りたいなら|古事記をやさしく読む一冊

大国主大神の国譲りや因幡の白兎など、出雲大社にまつわる神話を「話し言葉」でやさしく読める現代語訳。出雲大社の背景にある日本神話を、旅行前にざっと押さえておきたい大人の学び直しにぴったりです。


②現地での参拝をしっかり楽しみたいなら|出雲大社参拝の完全ガイド

参拝ルート・見どころ・周辺グルメまで、出雲大社を旅するための実用情報がまとまったガイド。御朱印巡りや稲佐の浜への立ち寄りを計画する旅行者・御朱印ファンに役立つ一冊です。

出雲大社に関するよくある質問(FAQ)

出雲大社の参拝・御朱印・アクセスについて、よく寄せられる質問をまとめました。修学旅行や旅行の準備にお役立てください。

一般の神社は「二礼二拍手一礼」ですが、出雲大社では「二礼拍手一礼」が正式な作法です。お辞儀を2回したあと、手を4回打ち、最後にもう1回お辞儀をします。拍手を4回行う点が最大の違いで、出雲大社ならではの特別な作法です。

旧暦10月(現在の暦では11月ごろ)が「神在月」です。全国の神々が出雲大社に集まるとされ、稲佐の浜での神迎神事から始まり、神在祭・縁結大祭などの神事が連日行われます。縁結大祭への参列は事前申し込みが必要で、日程は年によって変わるため公式サイトでの確認がおすすめです。

出雲大社とその周辺では、御本社・神楽殿・北島国造館などで御朱印をいただけ、合わせて全5種類ほど集められます。授与場所によって御朱印が異なり、境内が広いため、御朱印巡りをする場合は時間に余裕を持って回りましょう。受付時間・種類は変更されることがあるため、参拝当日にご確認ください。

電車の場合は、JR出雲市駅から一畑電車(電鉄出雲市駅)に乗り、川跡駅で乗り換えて終点の「出雲大社前駅」で下車、徒歩約10分です。バスの場合は、JR出雲市駅前から一畑バス(出雲大社・日御碕・宇竜行き)に乗り、「正門前」バス停で下車してすぐです。詳しくは本記事のアクセスセクションをご覧ください。

出雲大社の境内参拝は無料です(2026年5月時点)。境内を自由に参拝でき、拝観料はかかりません。なお、隣接する「島根県立古代出雲歴史博物館」は別施設で、入館は有料です。最新の情報は出雲大社公式サイトでご確認ください。

出雲大社へのアクセス・基本情報

出雲大社は島根県出雲市にあります。電車・バスのどちらでもアクセスでき、修学旅行や個人旅行の計画に合わせて選べます。ここでは、基本情報とアクセス方法をまとめておきます。お出かけ前の参考にしてください。

出雲大社 基本情報

📍 場所:島根県出雲市大社町杵築東195
🕐 参拝時間・拝観料:境内参拝は無料(2026年5月時点)。受付時間など詳細は公式サイトでご確認ください
所要時間の目安:1〜2時間(御朱印巡りや周辺散策を含めるとさらに余裕を)

※出雲大社公式サイトより(2026年5月確認)

🚃 電車でのアクセス
JR山陰本線で出雲市駅まで乗車 → 一畑電車(電鉄出雲市駅)に乗り換え → 川跡駅で出雲大社線に乗り換え → 終点の出雲大社前駅で下車、徒歩約10分。レトロな出雲大社前駅は写真スポットとしても人気です。

🚌 バスでのアクセス
JR出雲市駅前から一畑バス(出雲大社・日御碕・宇竜行き)に乗車 → 「正門前」バス停で下車、徒歩すぐ。所要時間は約25分です。バスは本数が限られる時間帯もあるため、時刻表を事前に確認しておくと安心です。

📅 2026年5月時点の情報です。拝観料・参拝時間・交通機関の運行情報は変更になる場合があります。最新情報は出雲大社公式サイトおよび各交通機関のサイトでご確認ください。

出雲大社の全景パノラマ
出雲大社 境内パノラマ。©Nesnad / Wikimedia Commons / CC BY 4.0

まとめ|出雲大社は「あらゆる縁」を結ぶ聖地

ここまで、出雲大社の歴史・参拝方法・見どころ・御朱印・アクセスを見てきました。記事の最初にお伝えした「縁結びは恋愛だけじゃない」というお話を覚えているでしょうか。出雲大社に祀られる大国主大神は、恋愛だけでなく、人と人・人と仕事・人と運命などあらゆる「縁」を結ぶ神様。だからこそ、年齢や立場を問わず、多くの人が出雲の地を訪れます。

修学旅行で訪れるなら、二礼四拍手一礼の参拝作法や、国宝の本殿・神楽殿の大注連縄といった見どころを押さえておくと、現地での体験がぐっと深まります。旅行や御朱印巡りで訪れるなら、稲佐の浜での御砂拾い、神在月の神事、出雲そばやぜんざいといった出雲ならではの楽しみもぜひ味わってみてください。

神話の時代から続く日本最古級の神社・出雲大社。その背景にあるストーリーを知っておくだけで、目の前の景色の見え方が変わります。この記事が、あなたの出雲大社参拝をより思い出深いものにする手助けになればうれしいです。

出雲大社のポイントまとめ
  • 縁結びの神・大国主大神を祀る日本最古級の神社。縁結びは恋愛だけでなくあらゆる「縁」が対象
  • 参拝作法は二礼四拍手一礼(一般の神社と異なる)
  • 旧暦10月「神在月」には全国の神々が集まるとされる聖地
  • 御朱印は全5種類ほど。御本社・神楽殿・北島国造館などを巡れる
  • JR出雲市駅から一畑電車・一畑バスでアクセス。境内参拝は無料

もぐたろう
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以上、出雲大社のまとめでした!神話の時代から続く日本最古級の神社で、縁結びはもちろん、歴史・建築・神在月など見どころ満載だよ。修学旅行でも観光でも、ぜひ思い出に残る参拝にしてね。下の記事もあわせて読んでみてください!

出雲大社の歴史年表
  • 神話時代
    大国主命が国土を天照大御神に譲り、その住まいとして出雲大社が建てられたとされる
  • 8世紀ごろ
    記録に残る古代の整備・造営の記録が見られる(『古事記』『日本書紀』に出雲大社が登場する)
  • 1744年(延享元年)
    現在の本殿が造営される。国宝指定・高さ約24m・大社造
  • 1871年(明治4年)
    「杵築大社」から「出雲大社(いずもおおやしろ)」に正式改称
  • 2000年
    境内の発掘調査で古代の巨大柱(宇豆柱)が出土し、巨大神殿の存在が注目される
  • 2013年
    「平成の大遷宮」の中心行事・本殿遷座祭が執り行われる(5月10日)。全国から多くの参拝者が訪れる

📅 最終確認:2026年5月 / 参照:出雲大社公式サイト・Wikipedia日本語版「出雲大社」

参考文献

出雲大社公式サイト(2026年5月確認)
Wikipedia日本語版「出雲大社」(2026年5月確認)
コトバンク「出雲大社」(デジタル大辞泉・日本大百科全書)
島根県公式観光情報サイト「しまね観光ナビ」(2026年5月確認)

記事の誤りを発見された場合はお問い合わせください。確認後、修正します。

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この記事を書いた人
もぐたろう

教育系歴史ブロガー。
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