(出典:http://rouge-blanc-bleu.seesaa.net/article/105080523.html)
前回(東寺の立体曼荼羅カッコよすぎだろ・・空海「でしょ?」【曼荼羅を知る。教王護国寺】)では、立体曼荼羅の話をしましたが、今回はその中でも帝釈天という仏像に焦点を当てて話をしていきます。
帝釈天(たいしゃくてん)って誰?
帝釈天は仏さまの守護神の一人。
仏さまの守護神は、主に四天王と梵天(ぼんてん)、帝釈天(たいしゃくてん)ですが、東寺の立体曼荼羅はすべての守護神が揃っており、オールスター状態になっています。
(出典:http://www5a.biglobe.ne.jp/
~kazu_san/hyaku_mandara.htm)
帝釈天は、元はインド地方の神様だった。
帝釈天は、インド地方の神であり武神として有名だったものが、仏教の中に取り込まれていくうちに、守護神として役割が変化していった経緯があります。
そして、武神と言われるだけあってめっちゃ強いです。守護神でも最強レベルの戦闘能力を持ちます。
戦闘好きで有名な阿修羅(あしゅら)さんでさえフルボッコ状態でした。
(横道に逸れますが、阿修羅について気になる方は興福寺に行くなら必見!阿修羅像を超わかりやすく教えてみる【国宝館】をどうぞ)
東寺の帝釈天はなぜか像に乗っている
実は、帝釈天の像は東寺以外でも多く見られますが、像に乗っている帝釈天は多くありません。
像に乗っている帝釈天は、インドの神だったころの名残を強く残していると言えます。(像と言えばインド象ですから!!冗談じゃなくてね!)
百聞は一見に如かず。実際に見てみよう
さて、この記事の一番上に掲載している写真を見て帝釈天のどこがイケメンなの?と思う人がいると思います。
正直、言葉では上手く表現できません(汗
ぜひ、生で見て帝釈天が本当にイケメンかどうか、感じてみてください。感じ方は人それぞれ!「全然イケメンじゃないじゃん」と思う方もいるかもしれません。
百聞は一見に如かずです!
東寺の見どころは他にもあります。例えば五重塔!
今回は、立体曼荼羅を中心に東寺(教王護国寺)の話をしましたが、見どころは他にもたくさんあります。
例えば、東寺の五重塔。
(出典:http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2014/05/post-c391.html)
東寺の五重塔は、日本の五重塔の中で最も高い五重塔として有名です。
(五重塔って何のために作られたの?と疑問に思った方は、国宝多すぎ!魅力ある法隆寺を楽しむ豆知識教えます【聖徳太子】その1をどうぞ!)
また、東寺の寺院全体を通してなんとなく荘厳な厳粛な雰囲気が漂っています。
京都観光をする際は、ぜひ東寺にも立ち寄ってみてください。
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