
今回は諏訪大社について、上社・下社の四社の見どころから御柱祭・御神渡り・御朱印・アクセスまでわかりやすく丁寧に解説していくよ!修学旅行や旅行前にチェックしておこう!
🗺️ この記事のジャンル:観光ガイド / 歴史コラム / 修学旅行・卒業旅行対応
📅 拝観情報:2026年6月時点(最新情報は公式サイトでご確認ください)
実は、諏訪大社は1つの神社ではありません。
長野県内に4か所ある神社——上社本宮・上社前宮・下社秋宮・下社春宮——の総称が「諏訪大社」なのです。
「諏訪大社に行ってきた」という人でも、4社すべてを参拝したケースは意外と少ないのが現実です。
そして、もう一つの驚き。諏訪大社に祀られている神様は、神話の中で「国譲り」に敗れた存在です。イザナギ・イザナミの子孫にあたる建御名方神は、出雲大社から諏訪に追い詰められ、「この地から出ません」と誓いを立てた神様なのです。
なぜ”負けた神様”を祀る神社が、全国に約25,000社もある諏訪神社の総本社となったのか?この記事では、その謎から旅行の実用情報まで、諏訪大社の魅力をまるごと解説していきます。
諏訪大社とは?全国25,000社の総本社に迫る
① 長野県にある4社(上社本宮・上社前宮・下社秋宮・下社春宮)の総称で、全国約25,000社ある諏訪神社の総本社
② 主祭神は建御名方神。国譲り神話で諏訪に来た神様で、狩猟・農業・風雨を司る
③ 本殿を持たず自然をご神体とする、日本最古の神社のひとつ
諏訪大社の歴史は、日本の記録された歴史のはるか以前にさかのぼります。創建の年代は不詳ですが、古事記・日本書紀にもその名が登場し、日本最古の神社のひとつとして知られています。
主祭神の建御名方神は、大国主神の子とされています。古事記の国譲り神話では、天照大神の使者・建御雷神に抵抗したものの敗れ、「この地(諏訪)から出ません」と誓い、その後に諏訪の地に定住したとされています。
諏訪の地はもともと、豊かな自然環境——諏訪湖・山・森——に恵まれた場所でした。建御名方神は狩猟・農耕・風雨・武勇の神として崇められ、古代から人々の生活を守る存在として信仰されてきました。
諏訪信仰の特徴のひとつが「四社を一体として参拝する」という考え方です。上社(本宮・前宮)と下社(秋宮・春宮)の4か所が合わさって初めて「諏訪大社」が構成されます。四社それぞれに独自の祭神・見どころ・授与品があり、4社すべてを巡る「四社巡り」は、訪れる人にとって特別な体験となっています。
また、諏訪大社の影響力は長野県内にとどまりません。鎌倉時代には武士の守護神として全国に広まり、戦国時代には武田信玄をはじめ多くの武将が厚く信仰したことで、その名声はさらに高まりました。今では全国に約25,000社もの諏訪神社が存在し、その総本社として諏訪大社は今も多くの参拝者を集めています。

修学旅行で諏訪大社に行くんだけど、4社全部回ったほうがいいの?時間ってどのくらいかかる?

4社全部を本格的に参拝すると車で3〜4時間、電車+タクシーで4〜5時間かかるよ。修学旅行の班別行動なら、まず下社秋宮と下社春宮の2社が徒歩で回れてコンパクトでおすすめ!上社本宮は規模最大で見応えあり。時間があれば足をのばしてみて!
四社の見どころ|上社・下社それぞれの魅力
諏訪大社の4社は、諏訪湖を挟んで南岸側(上社2社)と北岸側(下社2社)に分かれています。上社は長野県の茅野市・諏訪市に、下社は諏訪郡下諏訪町に位置しています。
上社2社(本宮・前宮)は距離が近く、車で5分ほど。下社2社(秋宮・春宮)も徒歩15〜20分で行き来できます。一方、上社と下社の間は車で約30分ほどかかります。それぞれに異なる雰囲気と見どころがあるため、ぜひ四社すべてを巡ってみてください。
■ 上社前宮(かみしゃまえみや)——最も古い聖地

四社の中で最も古い聖地とされるのが上社前宮です。古代における諏訪信仰発祥の地とも言われ、神事の中心地でした。
境内を流れる清流「水眼」は、建御名方神がこの地に降り立ったときに湧き出したとされる神聖な水。ひっそりとした山の麓の静かな境内に、古代の息吹を感じることができます。
境内には御頭御社宮司社(十間廊)と呼ばれる長い板敷きの建物があり、かつては75頭もの鹿の頭を供えた壮大な祭礼「御頭祭」が行われていました。素朴で小ぢんまりとした雰囲気ながら、四社の中で最も「原始的な諏訪信仰」の形を伝えている場所です。
■ 上社本宮(かみしゃほんみや)——四社の中心・最大規模
四社の中で最大規模を誇るのが上社本宮です。守屋山をご神体(神が宿る山)とし、その山に向かって社殿が配置されています。
境内には布橋(白い布が敷かれた儀式用の橋)・幣拝殿・四脚鳥居など見どころが多く、宝物殿では国宝・重要文化財の神器を展示しています(宝物殿入場:大人500円・小人300円)。
上社本宮と諏訪の武将・武田信玄との関係も見逃せません。信玄は諏訪大社を深く信仰し、「諏訪法性の兜」を軍神の象徴として戦場に臨んだとされています。

諏訪大社は我が軍の精神的支柱じゃ!「諏訪法性の兜」を纏い、諏訪の神の加護を受けて戦場に臨んだ。御柱祭への奉仕も絶やさず、諏訪の神と共に天下を目指したのだ!
■ 下社春宮(しもしゃはるみや)——万治の石仏がいる静寂の宮

下社春宮は、2月〜7月の半年間に神様が鎮座する「春の宮」です。
境内そのものもすばらしいですが、ここを訪れる多くの人が目を見張るのが境内近くにある「万治の石仏」です。大きな丸い自然石の上に小さな石仏の頭が乗った独特の造形は、芸術家・岡本太郎が「世界で最も偉大な石仏のひとつ」と称したことで有名になりました。
拝殿の横に流れる砥川(とがわ)に浮かぶ「浮島社」も見どころのひとつ。洪水が起きても流されないという伝説を持ちます。境内は全体的に穏やかで静かな雰囲気が漂い、じっくりと散策するのに向いた社です。
■ 下社秋宮(しもしゃあきみや)——荘厳な石造りの楼門と日本一の狛犬

8月〜1月の半年間、神様が鎮座する「秋の宮」が下社秋宮です。下諏訪の中心に位置し、四社の中でもアクセスしやすい社です。
秋宮で最初に目に入るのが、重厚な石造りの楼門。境内に設置された鉄製の狛犬は高さ1.7mを超え、日本最大級の鉄製狛犬として知られています。江戸時代後期の作で、その迫力ある表情は参拝者を圧倒します。
境内の「千尋池」は、かつて神聖な儀式に用いられた池。宝物殿(9:30〜15:00・1/1〜3休館)では国宝の「太刀 銘 真恒(まさつね)」など貴重な神器を見ることができます。

4社の中で御朱印のデザインや雰囲気が一番違うのはどの社?御朱印を集めると何かもらえるって聞いたけど…?

各社の御朱印は「諏訪大社 上社本宮」「上社前宮」「下社秋宮」「下社春宮」とそれぞれ異なるデザインで、4枚集めると「諏訪神社」の文字が揃う仕掛けがあるよ!そして4社すべてを参拝すると、授与所でオリジナルのがま口財布がもらえるんだ(なくなり次第終了の場合あり)。詳しくは御朱印セクションで解説するね!
御柱祭とは?7年に1度の天下の奇祭
御柱祭(正式名称:式年造営御柱大祭)は、寅年と申年の7年に1度、諏訪大社で行われる国内最大級の神事のひとつです。
長野県・諏訪地方の山から切り出した直径約1m・長さ約17mもある樅の大木16本(4社×4本)を、4社それぞれの境内の四隅に建て替えます。この巨木の柱が「御柱」で、古代から「神聖な境界」を示すものとして信仰されてきました。
祭りは約20万人の氏子(その神社に属する地域の人々)が参加する一大行事。現代でも人々が命がけで参加する、まさに「生きた信仰」そのものと言えます。
🌲 開催年:寅年・申年(7年に1度=実際は6年ごと)
📅 前回開催:2022年(令和4年)
📅 次回開催:2028年(令和10年)予定
🪵 柱:モミの大木16本(4社×4本)
👥 参加者:約20万人の氏子
📍 山出し:3月〜4月・建て御柱:5月(上社→下社の順)
■ 山出し——命がけの木落し坂
御柱祭の山出しは3〜4月に行われます。諏訪の山奥(上社は茅野市・下社は下諏訪町の山)から伐り出した巨木を、数十人〜数百人の氏子が綱を引いて里まで曳いてくるのです。
山出しのハイライトが「木落し坂」です。急斜面に御柱を滑らせるとき、なんと数十人の氏子が御柱に乗ったまま坂を滑り降りるという、命がけの豪快な行為が行われます。これが御柱祭最大の見せ場であり、見物客が集まる場面でもあります。
「木落し」は上社が富士見町(木落し坂)、下社が下諏訪町(万治の石仏近く)でそれぞれ行われます。転落・負傷の危険がある中でも氏子たちが笑顔で乗り込む姿は、諏訪の人々の信仰の深さを物語っています。
■ 建て御柱——四社の境内に柱を建てる
4〜5月に行われる「建て御柱」では、山から里まで曳いてきた御柱を、各社境内の四隅に垂直に建て立てます。
綱を引いて巨木をゆっくり起こし、境内の定位置に立てる過程は非常に難しく、氏子たちの連携と技術が試されます。柱が無事に建ち上がった瞬間には大歓声が起き、諏訪の山野に響き渡ります。
新しい御柱が建てられることで、神社は新たな力を得ると信じられています。これは伊勢神宮の「式年遷宮」と同じく、古代からの自然物の力を更新する信仰の形です。

「7年に1度」って聞いたけど、前回が2022年で次が2028年だよね?それって6年ごとじゃないの?

鋭い!実際の間隔は6年なんだけど、日本の伝統的な「数え方」(最初の年も1年目と数える)だと「7年目」になるんだ。これを「数え年(かぞえどし)」って言って、出発点を1と数えるのが昔の日本のルール。現代の満年齢(0歳から始まる)とは違う感覚だよ!だから「7年に1度(実際は6年ごと)」という言い方をするんだね。
諏訪大社の七不思議と謎——本殿がない神社
諏訪大社には、長年にわたって人々を惹きつけてきた多くの謎が存在します。なかでも最大の謎が「諏訪大社には本殿がない」という事実です。
普通、神社には「本殿」と呼ばれる建物があり、その中にご神体が祀られています。ところが諏訪大社の上社(本宮・前宮)には本殿がなく、後ろにある守屋山という山そのものがご神体です。下社(秋宮・春宮)は「一位の木(秋宮)」と「杉の木(春宮)」がご神体とされ、本殿はありません。
諏訪大社のご神体は「山・木・湖」などの自然そのものです。これは建築物が生まれる前から続く、古代日本の自然信仰の形。本殿を建ててしまうと、ご神体である自然物を建物で囲い込むことになってしまう——そのため、あえて本殿を設けないのです。この社殿形式を「諏訪造」と呼びます。
本殿のない古代信仰の形を今に伝えていること自体が、諏訪大社の歴史的価値のひとつです。
また、諏訪大社の「七不思議」として古くから語り継がれる不思議な現象があります。いくつか紹介しましょう。
諏訪大社の七不思議(抜粋)
- 七不思議①:葛の葉の表裏が逆 — 境内に生える葛の葉は、なぜか裏が表を向いて生えているとされる
- 七不思議②:蛙狩神事の蛙 — 元旦の神事で土中から蛙が出てくる(冬に現れる蛙)
- 七不思議③:征矢の杉 — 境内の杉の木が、弓矢の矢(征矢)に似た形をしている
- 七不思議④:御贄柱(みにえはしら) — 鳥居の前に立つ柱に鳥の頭が串刺しにされて奉納された(古代祭礼の形)
- 七不思議⑤:東西宝殿の造替 — 式年ごとに東西の宝殿が交互に新造される(伊勢神宮の式年遷宮に似た思想)
- 七不思議⑥:明神湯(みょうじんゆ) — 境内から湧き出る温泉。熱さが一定でなく、日によって変わる不思議な湯
- 七不思議⑦:御神渡り — 諏訪湖の氷が割れて盛り上がる現象(後の章で詳しく解説)
諏訪大社の謎の背景には、古事記の国譲り神話との深い関係があります。
イザナギ・イザナミの系譜に連なる出雲大社の主神・大国主神の子、建御名方神は、天照大神の使いに「葦原中国(あしはらのなかつくに)を譲れ」と迫られたとき唯一抵抗した神様です。力比べに負けて逃れた先が「諏訪の海」。「この地から出ません」と誓った建御名方神が定住したことで、諏訪の地が神域となったのです。

国譲りで「負けた神様」なのに、なんで全国に25,000社もある総本社になれたの?敗者なのに信仰が広がるって不思議だわ。

鋭いね!実は「負けた」というより「諏訪に永住することを選んだ神様」というニュアンスなんだ。建御名方神は狩猟・農耕・風雨を司る生活に直結した神様で、古代の人々にとってはとても身近な存在だったんだよ。諏訪の地に定住して人々を守り続けたことで信仰が積み重なり、武士の時代になると「武勇の神」として全国の武将が競って崇めた。負けたのではなく、諏訪に根ざして生き続けたことで25,000社に広がったんだね!
御神渡りとは?冬の諏訪湖に現れる神秘の氷の道
御神渡りとは、冬の諏訪湖が全面結氷したとき、氷が割れて山脈状に盛り上がる現象のことです。湖面に巨大な「しわ」のような筋が走り、その高さは1〜2mに達することもあります。
この現象の科学的なメカニズムは、日中に膨張し夜間に収縮する氷の性質によるものです。気温が激しく上下することで、氷に亀裂が入り、その亀裂が圧縮されて山状に盛り上がります。
しかし諏訪の人々は、この現象に神話的な意味を重ねてきました。諏訪大社の上社の男神(建御名方神)が、下社に住む女神(八坂刀売神)に会いに行く道筋——それが御神渡りだという伝説です。上社から下社の方向に氷の筋が延びるとき、その解釈から年間の豊凶(豊作か不作か)や社会情勢を占う神事も行われています。
観測と占いを担うのは、諏訪市の「八剱神社」の神職です。御神渡りが現れた際は八剱神社の社務所が認定し、「注進状」として諏訪大社に報告するしきたりが江戸時代から続いています。
🧊 御神渡り観察情報
観察時期:毎年1月中旬〜2月
出現条件:日最低気温が連続して−10℃以下になる寒い冬のみ
観測場所:諏訪湖畔(岡谷・諏訪・下諏訪の各湖岸)
認定機関:八剱神社(諏訪市)の社務所
近年の傾向:温暖化の影響で出現しない年が増加。直近の出現確認は2018年(以降2025年まで8季連続で「明けの海」)
御神渡りは全面結氷が大前提のため、寒くない年には現れません。1990年代以降は温暖化の影響で出現しない年が増え、現れるときはニュースにもなるほど注目を集めます。
観察できる場所は諏訪湖の湖岸全体です。出現した年は、湖畔に多くの見物客が訪れ幻想的な光景を楽しむことができます。夜明け前後の時間帯が特にクリアで美しく、写真撮影にも最適です。

冬に諏訪湖に行けば御神渡りって必ず見られるの?せっかく行くなら見てみたいんだけど…

残念ながら、必ず見られるわけじゃないんだ…。温暖化の影響で近年は出現しない年も多くて、出現すると「今年は出た!」とニュースになるくらい希少な光景になっているよ。1月上旬の最低気温が連続して−10℃を下回るかどうかがポイント。八剱神社の公式SNSや諏訪市の情報をチェックしながら行くのがおすすめ!もし見られたら、それはかなりラッキーな体験だよ。
四社巡りの順番と所要時間|モデルコース
諏訪大社の四社巡りには、定番の巡回ルートがあります。上社前宮→上社本宮→下社春宮→下社秋宮の順番が、移動距離と各社の見応えのバランスから最もポピュラーなコースです。
ポイントは、地理的に近い社を連続して回ること。上社の2社は車で約5分の距離にあり、下社の2社は徒歩でも行き来できます。上社と下社の間だけ、車で約30〜40分かかります。
四社を全部回る場合、参拝時間と移動時間を合わせると最低でも半日は必要です。各社でじっくり参拝・宝物殿を見るなら1日コースとして計画しましょう。
■ 電車・バスで回る場合(1日コース)
電車で諏訪大社を巡る場合は、JR中央本線「茅野駅」または「下諏訪駅」が起点となります。ただし、上社2社(前宮・本宮)はどちらの駅からもバス・徒歩での直接アクセスが難しく、タクシー利用が実質必須です。
一方、下社2社(春宮・秋宮)は下諏訪駅から徒歩8〜15分圏内にあり、電車旅行者にはアクセスしやすい構成です。上社と下社の移動は、JRを使って茅野駅→下諏訪駅と乗り換えるか、タクシーを利用します。
🚃 電車コース(目安)
茅野駅 → タクシー約8分 → 上社前宮(参拝30〜40分)
上社前宮 → タクシー約5分 → 上社本宮(参拝60〜90分)
上社本宮 → タクシー → 茅野駅 → JR → 下諏訪駅(電車15〜20分)
下諏訪駅 → 徒歩約15分 → 下社春宮(参拝30〜40分)
下社春宮 → 徒歩約10分 → 下社秋宮(参拝40〜50分)
📌 合計目安:約4〜5時間(移動・参拝込み)
💴 タクシー代目安:1乗車800〜1,500円程度
■ 車で回る場合(半日〜1日コース)
車で回る場合は、上社2社を午前中、下社2社を午後に回る「午前上社・午後下社」のプランが定番です。四社とも無料駐車場があるため、駐車場代は一切かかりません。
駐車場の規模は上社本宮が最大(約300台)で混雑しにくく、ゴールデンウィーク・御柱祭の時期以外は比較的スムーズに駐車できます。下社秋宮は下諏訪の中心部にあるため、周辺道路が混む時間帯に注意しましょう。
🚗 車コース(目安)
諏訪IC → 上社前宮(参拝30〜40分)
上社前宮 → 車5分 → 上社本宮(参拝60〜90分)
上社本宮 → 車約30〜40分 → 下社春宮(参拝30〜40分)
下社春宮 → 徒歩または車5分 → 下社秋宮(参拝40〜50分)
📌 合計目安:約3〜4時間(参拝のみ)
🅿️ 全社とも無料駐車場あり(上社本宮:約300台)
💡 下社秋宮↔春宮は徒歩でもOK!
下社秋宮と下社春宮は直線距離で約1.2km。徒歩10〜15分で行き来できるため、下社2社だけなら車なしでも効率的に参拝できます。途中に「万治の石仏」もあり、散策しながら回るルートがおすすめです。

修学旅行の班別行動で2〜3時間しかないんだけど、全部は無理かな?どの社を優先したらいい?

時間が限られているなら、まず下社秋宮→下社春宮の2社がおすすめ!この2社は徒歩で回れてコンパクトで、万治の石仏も間にあって散策が楽しいよ。上社本宮は四社で最大規模・見応え抜群だから、時間と予算に余裕があれば追加するといい。ただ、上社は電車からだとタクシーが必要なのでそこは事前計画を!
御朱印と記念品|四社制覇で限定品ゲット
諏訪大社では四社それぞれで御朱印を受けることができます。4社の御朱印を全部集めると「諏訪神社」の4文字が1文字ずつ分かれて揃うという仕掛けがあり、これが御朱印巡りの大きな楽しみのひとつです。
御朱印の初穂料は各社500円が目安です(2026年6月時点。変更になる場合があります)。御朱印帳への直接記入と書き置きに対応していますが、混雑時は書き置きのみになる場合もあります。事前に公式サイトで確認しておくと安心です。
■ 各社の御朱印情報
四社の御朱印は、それぞれ異なる印章・デザインが使われています。上社2社と下社2社で主祭神が異なるため、御朱印の雰囲気も微妙に異なります。コレクター心をくすぐる仕掛けとして、4社分を並べると「諏 訪 神 社」の4文字がひとつずつ揃うデザインになっています。
御朱印は授与所の窓口で受け付けています。参拝後に授与所に向かいましょう。各社の受付時間を事前に確認しておくことが大切です。特に下社春宮は閉まる時間が早め(16:30)のため、時間に余裕を持って参拝してください。
📋 授与所の受付時間(2026年6月時点)
・上社本宮:8:30〜17:00
・上社前宮:9:00〜16:30
・下社秋宮:8:30〜17:00
・下社春宮:8:30〜16:30
※最新情報は公式サイト(suwataisha.or.jp)をご確認ください
■ 四社制覇の記念品——がま口財布
四社すべての御朱印を集めると、最後に参拝した社の授与所でオリジナルのがま口財布を受け取ることができます。これは諏訪大社の「四社参り」の証として授与される特別な記念品です。
がま口財布は在庫がなくなり次第の授与となる場合があります(数量限定の可能性あり)。最新の状況については、事前に諏訪大社公式サイトまたは各社授与所に電話でご確認いただくのがおすすめです。
🎁 四社制覇記念品(がま口財布)の受け取り方
1. 四社すべてを参拝し、各社で御朱印を受ける
2. 4枚の御朱印をまとめて最後の授与所の窓口に提示する
3. 確認後にがま口財布が授与される
※ 在庫状況は変動します。最新情報は公式サイトでご確認ください

御朱印帳って現地で買えるの?諏訪大社オリジナルのかわいいデザインのがあれば欲しいな。

各社の授与所でオリジナルの御朱印帳が販売されているよ!諏訪大社の社紋や御柱をあしらったデザインのものが人気。値段は1,500〜2,000円前後が目安だよ(最新の在庫・価格は授与所または公式サイトで確認してね)。四社巡りを始める前に最初の社で入手するのが便利!
諏訪大社についてさらに深く学びたい人へ

諏訪大社の歴史や諏訪信仰をもっと深く知りたい人に、おすすめの一冊を紹介するよ!
諏訪大社についてよくある質問
諏訪大社は、長野県にある4社の総称です。
- 上社本宮(かみしゃほんみや):長野県諏訪市中洲宮山1。四社最大規模で守屋山をご神体とする
- 上社前宮(かみしゃまえみや):長野県茅野市宮川2030。四社の中で最も古い聖地
- 下社秋宮(しもしゃあきみや):長野県諏訪郡下諏訪町5828。鉄製の日本最大級狛犬で有名
- 下社春宮(しもしゃはるみや):長野県諏訪郡下諏訪町193。万治の石仏が近くにある
上社2社は諏訪湖の南側(茅野市・諏訪市)、下社2社は諏訪湖の北側(下諏訪町)に位置しています。
各社での参拝時間+移動時間の合計目安は以下の通りです。
- 車の場合:約3〜4時間(各社での参拝のみ)。宝物殿を見学するなら+1〜2時間
- 電車+タクシーの場合:約4〜5時間。上社2社はタクシー必須なため移動時間が長め
下社2社だけなら、JR下諏訪駅から徒歩でも回れて約2〜2.5時間が目安です。時間が限られている場合は下社2社から優先するとコンパクトに楽しめます。
はい、四社すべてで御朱印を受けることができます。
受付時間は社によって異なり、上社本宮・下社秋宮は8:30〜17:00、上社前宮・下社春宮は9:00〜16:30が目安です(2026年6月時点)。特に春宮・前宮は閉まる時間が早いため、午後遅めに訪れる場合は注意しましょう。
また、四社すべての御朱印を集めるとオリジナルのがま口財布が授与されます(在庫限り)。四社巡りの証として特別な記念品になります。
御柱祭は寅年・申年(6年ごと)に開催される神事です。日本の伝統的な数え年では「7年に1度」と表現されます。
直近では2022年(令和4年・寅年)に開催されました。次回は2028年(令和10年・申年)に開催予定です。
山から巨木を曳き出す「山出し」が3〜4月、境内に柱を建てる「建て御柱」が5月に実施されます。約20万人の氏子が参加する国内最大級の祭りです。
四社とも無料の駐車場が整備されています。
- 上社本宮:最大約300台(四社最大)
- 上社前宮:無料(台数少なめ)
- 下社秋宮:約80台
- 下社春宮:約50台
ゴールデンウィーク・御柱祭の時期は混雑します。上社本宮が最も台数が多いため安心ですが、正月三が日や連休は満車になる場合もあります。
御神渡りは1月〜2月の厳冬期に諏訪湖の全面結氷が起こった年のみ出現します。気温がマイナス10℃以下に数日間連続して下がらないと発生しないため、毎年見られるわけではありません。
近年は温暖化の影響で出現しない年が増えており、出現すると「当たり年」として地元でも話題になります。出現の認定は、諏訪湖畔にある八剱神社の神官が行い、その形状から翌年の農作物や天下の行方を「注進(ちゅうしん)」するという神事が今も続いています。
冬に訪れる場合は、諏訪市の観光情報サイトや八剱神社の公式情報をチェックしてみましょう。
諏訪大社へのアクセス・拝観情報
諏訪大社の4社は、長野県の諏訪湖周辺に広がっています。上社2社(本宮・前宮)と下社2社(秋宮・春宮)は諏訪湖を挟んで南北に位置しており、それぞれの社へのアクセス方法が異なります。
📍 所在地:長野県(上社:茅野市・諏訪市 / 下社:諏訪郡下諏訪町)
⛩️ 参拝時間:24時間自由参拝(授与所・宝物殿は時間制限あり)
💴 参拝料:無料(宝物殿:大人500円・小人300円 / 共通券:大人800円・小人500円)
🅿️ 駐車場:四社とも無料あり(上社本宮最大約300台)
🌐 公式サイト:suwataisha.or.jp
※ 上記情報は諏訪大社公式サイト(suwataisha.or.jp)より(2026年6月確認)
🚃 電車でのアクセス
【上社(本宮・前宮)】
JR中央本線「茅野駅」下車 → タクシー約8〜11分(上社前宮:約8分/上社本宮:約11分)
【下社(秋宮・春宮)】
JR中央本線「下諏訪駅」下車 → 下社秋宮:徒歩約8分 or タクシー約3分
→ 下社春宮:徒歩約15分 or タクシー約6分
🚗 車でのアクセス
【上社(本宮・前宮)】
中央自動車道「諏訪IC」から約5〜10分
【下社(秋宮・春宮)】
中央自動車道「岡谷IC」から約30分
長野自動車道「塩尻IC」から約25分
⚠️ 拝観料・営業時間は変更になる場合があります。2026年6月時点の情報です。最新情報は公式サイト(suwataisha.or.jp)でご確認ください。
■ 各社の住所・最寄り情報
📍 上社前宮:長野県茅野市宮川2030 / JR茅野駅よりタクシー約8分
📍 上社本宮:長野県諏訪市中洲宮山1 / JR茅野駅よりタクシー約11分
📍 下社春宮:長野県諏訪郡下諏訪町193 / JR下諏訪駅よりタクシー約6分(徒歩約15分)
📍 下社秋宮:長野県諏訪郡下諏訪町5828 / JR下諏訪駅よりタクシー約3分(徒歩約8分)
■ 周辺の見どころ
諏訪大社周辺には、参拝とあわせて訪れたいスポットがいくつかあります。
下社春宮のそばにある「万治の石仏」は、大きな丸い自然石の上に石仏が乗った独特のフォルムが特徴。芸術家・岡本太郎が感嘆したことで知られる個性派スポットです。「3回まわってから拝む」という作法があり、参拝者に人気があります。
また、諏訪湖の湖岸沿いを散策する「諏訪湖岸遊歩道」も見どころのひとつ。特に冬の結氷シーズンや夕暮れ時の諏訪湖は格別の美しさです。諏訪市内には温泉施設や諏訪湖畔のカフェなども充実しており、参拝後にゆっくりと過ごすことができます。
まとめ|諏訪大社の魅力をおさらい
諏訪大社は、長野県に4社が点在する日本最古の神社のひとつです。国譲り神話で諏訪に定住した建御名方神を祀り、全国約25,000社ある諏訪神社の総本社として、古代から現代まで人々の信仰を集め続けてきました。
本殿を持たない古代信仰の形、7年に1度の御柱祭の迫力、冬に諏訪湖に現れる御神渡りのロマン——四社巡りを通じて、どこにも代えがたい「生きた歴史」を体感できます。

以上、諏訪大社の四社巡り完全ガイドでした!古代の信仰が今も生き続ける場所、御柱祭の圧倒的なエネルギー、冬の御神渡りのロマン——何度来ても新しい発見がある神社だよ。ぜひ四社すべてを制覇して、がま口財布をゲットしてみてね!下の記事もあわせて読んでみてください!
- 古墳時代以前建御名方神、諏訪に定住
建御名方神が国譲りの後に諏訪の地に来て「この地から出ません」と誓い定住。諏訪信仰の始まり。
- 奈良時代(701年頃)大祝制度の確立
神官の最高位「大祝」制度が整備され、諏訪信仰が組織化される。大祝は建御名方神の子孫を名乗る神氏が世襲した。
- 平安時代(927年)延喜式神名帳に記載
朝廷が編纂した延喜式神名帳に「諏訪大社」として記載。格式の高い「名神大社」に列せられる。
- 鎌倉時代武家の武神として全国に広まる
源頼朝・北条氏など武家政権が諏訪大社を武勇の神として崇敬。鎌倉幕府の支援により全国の武士に諏訪信仰が広まり、各地に諏訪神社が勧請された。
- 戦国時代(1542年)武田信玄による諏訪攻め
武田信玄が諏訪を攻め、諏訪頼重を滅ぼして諏訪を支配下に置く。一方で信玄は諏訪大社を深く信仰し、「諏訪法性の兜」を戦場に持ち込んだと伝えられる。
- 江戸時代徳川将軍家からの社領安堵
江戸幕府から社領(神社の土地・収入)が安堵され、諏訪大社の権威が維持された。庶民の参拝者も増加し、御柱祭は一大祭事として定着する。
- 明治〜大正時代近代社格制度・大祝制度廃止
明治4年(1871年)に国幣中社に列格。同時に大祝制度が廃止され、千年以上続いた世襲神官の形が終わった。その後、明治29年(1896年)に官幣中社、大正5年(1916年)に官幣大社へ昇格した。
- 2028年(次回御柱祭)次回御柱祭(申年)予定
2028年は申年にあたり、次回御柱祭の開催が予定されている。前回2022年(寅年)から6年ぶり。約20万人の氏子が参加する伝統の大祭が受け継がれる。
📅 最終確認:2026年6月 / 参照:諏訪大社公式サイト(suwataisha.or.jp)・Wikipedia日本語版
諏訪大社公式サイト「suwataisha.or.jp」(2026年6月確認)
Wikipedia日本語版「諏訪大社」(2026年6月確認)
Wikipedia日本語版「御柱祭」(2026年6月確認)
コトバンク「諏訪大社」(デジタル大辞泉・日本大百科全書)
記事の誤りを発見された場合はお問い合わせください。確認後、修正します。





