平安時代の税金事情【番外編】

平安時代の税金事情【番外編】

国司と受領の違いは?名田、田堵負名とは?わかりやすく解説

前回(荘園制度を超わかりやすく解説【脱税対策?返挙と里倉】2/2)は、脱税をする有力者に対して、なんとか税を納めさせようとする国司の苦肉の策を見ていきました。 税収の減少は朝廷としても当時の大問題でした。そんな大問題の前線に立っていたのが国司ですが、今回はそんな国司について見ていきます。 国司とは? 国司とは、飛鳥時代の国造(くにのみや...
平安時代の税金事情【番外編】

荘園制度を超わかりやすく解説【脱税対策?返挙と里倉】2/2

前回は、戸籍が機能しなくなり、公地公民制が維持できなくなっていく様子を説明しました。 前回の記事はこちら 逃げる農民と、脱税を図る富豪者により税収は減る一方。国としては、公地公民制がどうこう言う以前に、とにかくどんな方法でもいいから税収を維持しなければなりません。 こうして、税収を増やしたい国と税を納めたくな...
平安時代の税金事情【番外編】

荘園制度を超わかりやすく解説【浮浪人と公地公民制の崩壊】1/2

前回は、主に墾田永年私財法のお話でした。 ↓前回の記事 墾田永年私財法のおさらい 墾田永年私財法は、人々に自ら開墾した土地の私有を永遠に認めるという法律です。 当時の日本は、公地公民制と言われ、人々は国(天皇)から与えられた田地を耕して、そこから得られる稲から一定割合(おおむね3%)を租という税として納めていました。人...
平安時代の税金事情【番外編】

平安時代の農民が税金で苦しんだ理由とは【鬼畜すぎるその手口】

前回(日本の税の歴史!租・調・庸とは?日本の税の由来とは?)は、奈良時代(700年ごろ)から登場した租・調・庸(雑徭)について説明しました。 今回は、このうち「租」をピックアップしてみていきます。 租は、初稲儀礼という神への捧げものが起源とされている税ですが、これが次第に無機質な税へと変化してしまう様子を見ていきま...